一般的に、FX業者で表記されるスプレッドとは、ドル/円のことを意味します。
ドルは値動きも比較的も緩やかで、情報量も多いことから、FXの初心者も取引しやすい通貨であると言えます。
ドル/円のみをトレードしているうちはドル円のスプレッドが狭いFX業者で取引しても支障はありませんが、いざ「他の通貨でも取引を始めてみるか」と思った時に、現在使っているFX業者が他の通貨も同様に低スプレッドとは限りません。
ここはよく注意をして下さい。
ユーロ/円やポンド/円など通貨ペアによって、FX業者の設定するスプレッドは大きく異なります。 「ユーロ/ドル、ユーロ/円や、ポンド/円など、他の通貨ペアもスプレッドが小さいか？ドル/円が小さいだけではないか？」FXでより有利に利益を出すためには、こうした部分にも目をやる必要があります。
私もFXを始めた当初は、メインの口座一つだけでドル/円の取引をしていました。ただ、ユーロ/円に関しては他のFX業者の方がだいぶスプレッドが小さく、気付けばそのスプレッド幅だけで数十万は損していたと思います。
ドル/円以外の通貨でトレードする時には、スプレッドはFX会社によって異なるので、自分のメイン通貨ペアのスプレッドをきちんとチェックするようにしましょう。
始めのうちは、ドル/円のみのトレードかもしれませんが、「ユーロ/円が低いのはここ、ポンド/円が低いのはここ」というように将来的に他の通貨ペアも取引する可能性も考えていろいろとチェックしておくと良いと思います。
ドル/円
