FX業者が打ち出しているスプレッドとは、大前提として相場が穏やかなときの基準値であり、スプレッドは常に1銭、2銭と一定したものではありません。
特に雇用統計などの重要指標発表の際に事前予想と結果が大きく異なった場合は、瞬間的に1円以上の動きがあることもあり、スプレッドも10~20銭以上大きく開いてきます。そうすると、スプレッドが開きすぎてポジションを持った時点でマイナスのスタートとなり、取引しづらい状況となります。
ただ、ココで押さえておいて頂きたいのは、そもそもスプレッドとは、「相場の状況によって上下したり、指標発表前後や要人の発言、企業の倒産などのニュースによっては、相場が大きく振れるもの」ということです。 業者によっては相場が穏やかなときでも、表示以上にスプレッドが開いているところもあります。
「●銭固定と言っているから大丈夫」と安易に考えずに、絶えず実際の約定されているスプレッドをチェックをすることがFXで利益を上げるポイントだと思います。